Excelの計画表、触れる人が1〜2人になっていませんか?

生産計画でも人員シフトでも、原因は同じです。
現場の制約を前提に、計画を作り直せる仕組みがないこと。

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※初回は状況を伺い、最小ステップを一緒に決める無料相談です。

典型シーン

午後の特急・欠品で、翌朝の計画が崩れる

1

午後に特急が入る/欠品が出る/設備が止まる

2

1つ順番を変える

3

段取り替え(洗浄・条件出し・金型/治具交換・色替え・アレルゲン切替…)が連鎖し、後ろが全部ずれる

4

夜にExcelで整合を取り直す

5

翌朝、現場から「その順番は無理」「段取りが詰む」と差し戻しが出る

シフトを組める人が休むと、現場が止まる

1

来月のシフト作成を始める

2

資格・勤務制限を頭の中で照合しながらExcelを埋める

3

1人入れ替えると、連続勤務や休暇バランスが崩れる

4

整合を取り直すのに半日以上かかる

5

担当者が休むと、誰もシフトを組めない

属人化が深いほど、この"作り直し"が重くなり、対応が遅れます。
生産計画なら納期回答と受注判断、シフトなら欠員対応と人員配置の判断。
いずれも、計画を素早く作り直せないことがボトルネックになっています。

スケジューラは「コスト削減」より先に、判断のスピードをつくる

計画業務のボトルネックは、作成そのものではなく「作り直し」です。
変更が入ったとき、制約を壊さずに素早く代替案を出せるかどうかが、現場の判断力を決めます。

生産計画

返答が遅い

先に他社に決まる

リスクを見て保守的な納期になる

取りこぼす

受けた後に計画が壊れる

炎上して次が受けられない

シフト

欠員が出ても代替案がすぐ出ない

現場がその日回らない

制約を頭の中で検算するから遅い

偏りや違反に後から気づく

組める人が1人しかいない

休暇も取れず、引き継ぎもできない

スケジューラは、現場制約を織り込んだ計画を素早く出し直せるようにして、属人化を減らし、判断のスピードを上げます。

最適化スケジューラとは

一言でいうと、「制約を守りながら、ラインの割当・順番・時間を決めるエンジン」です。

入力(例)
  • 受注(納期・数量)
  • 品目・工程ルート
  • ライン/設備能力、稼働カレンダー
  • 段取り条件(切替時間・順序依存など)
  • 材料/在庫/仕掛、検査・待ち工程…
現場の制約(例)
  • 前後工程の順序、同時稼働NG
  • 段取り替え、ロット条件、保全枠
  • 人員/技能要件、検査タイミング…
出力(例)
  • ライン別の生産順、開始/終了時刻
  • 日別計画、作業指示(CSV/帳票/簡易UI)
  • 納期回答の根拠(いつなら入るか、どこが詰まるか)

こういう現場ほど効果が出ます

段取り替えが支配的で、順番の影響が大きい

差し込みが常態化している

計画担当者の個人技に依存していて、引き継ぎが難しい

変更が入るたびに計画が壊れる

判断の根拠を示せず、関係部署との会話が噛み合わない

最初のゴールは「最適解」ではありません

計画業務で一番コストが高いのは「計画を良くする」ことではなく、「現実に通る形に整える」ことです。
整える最後の部分には、どうしてもルール化できない判断が残ります。そこまで自動化しようとすると、仕様が膨らみ、現場が使えないものができます。
最初に作るべきは、「人が手直ししやすい一次案」です。
そのために、計画に含まれる条件を3つに分けます。

計画条件の3分類(絶対条件・手直し条件・裁量)

①絶対条件

破ると計画が成立しない、または違反になるもの。生産なら工程順序や設備能力の上限。シフトなら連続勤務制限や資格要件。

②手直し条件

破っても成立はするが、破るほど現場の調整が増えるもの。負荷の偏りを抑える、希望をできる範囲で拾う、など。影響が大きい少数を入れるだけで、一次案の実用度が上がります。

③裁量

ルール化しない判断。当日の体調、担当者間の関係性、安全側に倒したい状況判断。ここを無理にルール化すると、現場が使わないものができます。

一次案は①と②で作ります。③は人が上書きする前提で残します。
ただし、上書きした結果どの条件が壊れたかは即座にわかる設計にします。
この「固定と裁量の切り分け」を最初に行うかどうかで、プロジェクトの成否が変わります。

この考え方の詳細は note記事 で解説しています

Nestriumの方針:
最適化を「売る」のではなく、最小コストで成果を出す

スケジューラ導入で失敗しやすいのは、数式より仕様化と運用です。
Nestriumはここを最優先に設計します。

1

暗黙ルールを「判定できる仕様」に落とす

  • 絶対守る(ハード)/できれば避けたい(ソフト)を分ける
  • 例外は潰すのではなく、後から追加できる形にする
2

まず"回る案"を出す → そこから改善する

  • 完璧な最適解より、止まらない計画を優先
  • 制約充足 → 目的(納期・段取り・平準化など)で改善
3

変更が入ったときに「作り直せる」運用にする

  • 再計画のタイミング、凍結範囲、例外処理を設計
  • 人の最終判断点も残す(現場が使える形にする)
デモアプリで体験してみる →

簡易版の製造ラインスケジューラで、AIの一次案と人の判断の関係を試せます。

実績(一部概略)

Case 1

菓子製造ライン:整理と型化で、Excel運用を安定化

最適化ソルバーを入れる前に、問題を整理し、最小の仕組みで成果が出ると判断したケースです。

  • 現場ルールと入力データを整理し、計画作成に必要な項目を統一
  • Excelテンプレートとして提供し、運用が回る状態へ

「まず整理で終わる」なら、最短でそこまでで完了させます。

Case 2

公共交通:制約の多いシフト割当を、現場が手直しできる形で自動化

現場のルールを「絶対条件 / できれば避けたい条件 / 裁量」に分類し、一次案の自動生成と手直し後の整合チェックを設計。

  • 絶対条件と手直し条件で一次案を自動生成。裁量は人が上書きする前提で残す
  • 上書きした結果どの条件が崩れたかを即座に確認できる仕組みを実装
  • 計算時間を大幅短縮し、変更が入っても計画をすぐ作り直せる運用に

60分 初回相談(オンライン)

初回は、現状をヒアリングし、次の一手を決めるための60分です。
(この場で仕様書や入力フォーマットを完成させるものではありません)

初回で扱うこと

  • いま起きている詰まり(変更要因、段取り、ボトルネック、待ち工程など)の整理
  • 目標の優先順位(納期/段取り/負荷/残業/仕掛…)の整理
  • 方向性の一次見立て(整理+Excelで十分そうか、一部だけ最適化が必要か、最適化が本丸か)

あると助かるもの(任意)

  • いま使っている計画表(匿名化・一部でもOK)
  • 段取り条件や守るべきルールがわかるメモ

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※このフォーム送信=契約ではありません。折り返し日程調整のご連絡をします。

よくある質問

データが整っていなくてもできますか?

できます。まずは現状のExcel/帳票で"回っている形"を起点にします。必要に応じて次のステップで最小データ定義を作ります。

例外が多すぎて無理では?

例外がある前提で設計します。最初から全部入れるのではなく、運用を止めずにルールを積み上げられる形にします。

最適化は現場で使われなくなる印象があります

失敗の多くは、仕様化と運用設計が弱いことが原因です。Nestriumは「現場で回す」ことを最優先に作ります(必要なら整理+Excelで終わらせます)。